8月のイワナ釣り_PART 2 青空と開豁な山地渓流

裏磐梯2日目の朝はまずまずのお天気で磐梯山には雲がかかっていますが、雨はなんとか回避できそう。

2日目の釣りは、里見さん達と開豁な山地渓流へ向かいました。

同行の風来坊さんと私は、少し下流から入渓準備。

おっと、ここで忘れ物に気がつきました。風来坊さんの車に釣具を移し替える際に、なんとリールと偏光グラスを忘れていました

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風来坊さんが予備のリールを貸して下さり、危うく助かりましたが偏光グラスはアウト。裸眼でやるっきゃありません。

気を取り直して、入渓。

抜けるような青空。

きらめく樹木の葉が、白い夏雲に映えて深呼吸したくなるような山地渓流。

夏のイワナ釣りはこうありたい。

 

ところが、釣り始めて約1時間、反応がありません。

陽光にきらめく水面、飛沫ほとばしる清冽な水に裸眼は少々辛い。

最初の1尾は、やはり風来坊さん。瀬尻の肩からいいイワナをヒットさせました。

この方、相当の上級者です。

スピードに乗った舟形ループのキャスティング、力強いラインからロングティペット先端の#12パラシュートがポイントに吸い込まれて行きます。見ているだけで惚れ惚れしちゃいます。

風来坊さんがさらに数尾ヒットさせた頃、バラしが続いていた私のバンブーロッドがしなり、やっとひれピンのニッコウイワナ23cmを釣り上げることができました。

フライは#12スティミュレーター。

ゆっくり撮影をして流れにイワナを送り、青空に深呼吸。

ポタポタ流れ落ちる汗をぬぐいながら「あぁ〜、来てよかったぁ」これが僕の夏の目標でした。

この辺りから、魚影が濃くなってきた手応えを感じました。

にもかかわらず乗りません。(汗;)

いよいよ最終章…

開きからついに出た尺イワナをバラしてしまいました。

ゆっくり底に沈む迫力ある魚体、二度と浮上しませんでした。

今日はこれまでと観念。

いい流れはまだまだ続くのですが、持病の座骨神経痛の腰が悲鳴をあげているのです。

余裕を持って16時退渓。上流へ行った里見さん達はまだやってるようです。

今日の釣果はあのイワナ1尾。(もったいない?)

いえいえ、こんないい川でイメージした通りに美しいイワナが出てくれた。

すべて期待通り、充分満たされました。

お宿に戻り先ずは一風呂浴びて、夕食前の小一時間ベッドに横たわると、涼風が身体を包み込んでいい気持ちでした。

夕食の最初も冷えた生ビール。クゥッ〜! 旨い。 喉に染み渡ります。

このビールを味わうために汗だくになって岩を乗り越え、イワナを釣ってきたのです。まさに桃源郷!

 

やがて里見さん達が帰って来られました。お連れさんが33cmのイワナを釣ったとのこと、満面の笑顔に皆でおめでとう(^-^)/

この日、妻はお宿近くの池でじゅんさい摘み体験をさせてもらって、たくさんの収穫があり、お土産に持って帰ることができました。後日のお楽しみです!

2日目の夜も、美味しい料理と酒に笑顔が弾け、幸せな夜のひと時でございました。

おやど風来坊→http://flybow.naturum.ne.jp/

 

皆様ありがとうございました。

風来坊さん、大変お世話になりました。

 

これで暑く長い残暑も乗り切れることができそうです。

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