愛用のランディングネットに穴が空いた。グリップ付近と底中央部、そして側面にも一カ所。
穴が空いたというより、網糸全体が劣化していて負荷がかかりやすい部分が耐えきれず裂けたというべきでしょう。
このランディングネットは30年以上も前に原宿ノリエで購入しました。
フライフィッシングを始めて本栖湖や芦ノ湖に通い、ウェーディングして#6〜#7ラインで釣りをやっていた頃に購入。
確かランディングネットのキットで、フレームの原形と完成済みネットがセットで販売されていました。サンドペーパー荒→極細で角を削り仕上げ、クリアを塗っただけであっさり仕上げました。ネット網はダークブラウンで編み上がっていたので取り付けもいたって簡単だったように思います。
安直過ぎ〜!(汗 ^^;)
こうして白い木地のトラウトネットが出来上がったのでした。
このトラウトネットのサイズは、
全長:514mm、間口縦:341mm
間口幅:180mm
(渓流なら本流用サイズですね)
湖で40オーバーを獲るには充分なサイズでしたが、真価を発揮することはありませんでした。
というのも、ウェーディングでこのサイズを掛けたことがなく(大汗 ^^;)、ボートからのキャスティングやレイクトローリングの際には決まって磯用やイカダ用のデカイ玉網を使いました。
その後もっぱら渓流釣りに行くようになってからも、このデカネットを背中にぶら下げてやっておりました。尺モノも安心・充分でお釣りがくるほどの余裕でした。
このネットの最大の欠点は、やはり釣った魚が小さく見えること、当たり前ですね。
あれから30年、風雨にさらされて白木は飴色がかり、網糸(クレモナ糸?)はすっかり老いていたのでした。(←普通こんなに長期間もたないですよね)
それでも最後のご奉公とばかり先日の尺ヤマメをきっちり掬い上げてくれました。
遠征前にタックル整理をしていて発見したけど、さてどうしたものかと考えました。
そして見つけたのが、色がブラウンのブレイデッド モノフィラメントのシューティングライン、網糸より少し細いが丈夫なので取りあえず…。
よっしゃー、これで応急処置をやっちゃお。安直過ぎ〜!(汗 ^^;)
んなわけで補修したのがこれ↓
底の穴も一応は繕いました…(お見苦しくて失礼!)
他の箇所が破れるのも時間の問題ですね。
渓流用の小型サイズはネットでググって見つけた「mouwoodランディングネット」さんにポチッと発注済み。
でもこのトラウトネットの網を交換してまだ使い続けたいものです。クレモナ糸で編むところから自作するほど根性無いし、完成ネットのみ探さなくっちゃと思っている今日この頃です。
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